現代社会において、プログラミングを勉強することは、
英語を勉強するのと同等か、もしくはそれ以上に重要なことです。
今英語を流暢に喋れる人が日本で重宝されているように、
今後はプログラミングを操れる人材が重宝されていきます。
子供のうちからプログラミングに触れることは非常に大事です。
世界の名だたるプログラマーやIT分野の起業家は、親の影響で子供のうちからプログラミングを触れていました。
現在は子供のためのプログラミングの本が数多く出ています。
今回はそんな数多くある本の中から、本当に良著と言えるものだけを5冊ピックアップして紹介していきます。
子供にプログラミングを学ばせたいという方は必見です。
Contents
『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』幼児向け
まず最初に紹介する本は『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』という本です。
こちらの本は絵本なので、小学校に入学する前の子供も読むことができます。
「絵本のプログラミングの本なんて本当に意味があるの?」
と感じる方もいるかもしれませんが、この本はプログラミングというものに初めて触れるには非常におすすめの本です。
プログラミングって何?という子供の疑問に対して、ストーリー仕立てで説明がなされていきます。
この本を読むことで、プログラミングに対するアレルギー的なものは無くなりますし、
ロジカルに物事を考えるということが自然に身につきます。
ちなみにこの本は、実際に手を動かしながら学ぶ本ではありません。
実際にプログラミングを打ち込みながら学ばせたいという場合には、こちらの本ではなく、次に紹介する本を選んでください。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』 小学生・中学生向け 一冊目におすすめ
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』 は、子供にプログラミングを学ばせる際に最も使用されている本です。
先ほど紹介した『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』では、実際に手を動かすことはありませんでしたが、
こちらの『小学生からはじめるわくわくプログラミング』では実際にパソコンを使い手を動かしながらプログラミングに触れられます。
お父さんやお母さんがプログラミング未経験者でも問題ありません。
全くプログラミングのことが分からない子供でも、この本さえあればこの本に沿って実際にプログラミングをやり始めます。
親の手助けも全く必要ありません。
子供が自分自身でプログラミングを行い、そして実際にそれを動かします。
そのような体験は子供にとっては非常に楽しいものでありますし、プログラミングを学ぶという観点からも非常に重要です。
この本で使われるプログラミング言語は、Scratch(スクラッチ)というプログラミング言語で、
子供がプログラミングの勉強をするために開発された言語です。
なので、子供でも問題なく扱うことができます。
それでいて、本格的なプログラミングの素養を養うことができます。
小学生以上のお子さんのために、初めてプログラミング本を購入するならこの一冊が非常にオススメです。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング2』 小学生・中学生向け 二冊目としておすすめ!
続いて紹介する本は、先ほどの続編です。
難易度は『小学生からはじめるわくわくプログラミング』とほとんど変わりません。
プログラミングにより多く触れれば触れるほど、その能力は上昇していきます。
お子さんが一冊だけでは物足りないようであれば、こちらの本も一緒に購入することをおすすめします。
やはり子供が自分自身でプログラミングを行い、それを動かすという体験は非常に重要です。
この本でさらにプログラミングの世界にのめり込んでいくとおもいます。
一冊目というよりは二冊目としておすすめです。
『Scratchではじめよう!プログラミング入門 』小学生高学年・中学生・高校生向け 二冊目もしくは三冊目におすすめ
続いて紹介する本は『Scratchではじめよう! プログラミング入門』という本です。
こちらは一冊目に読むべき本ではありません。
先ほど紹介した『小学生からはじめるわくわくプログラミング』を読み終わってから読むべき本です。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』や『小学生からはじめるわくわくプログラミング2』よりも若干難易度が上がります。
この本ではScratch(スクラッチ)というプログラミング言語を用いて、実際にシューティングゲームを作っていきます。
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』に比べると、より本格的なプログラミングを学ぶことができます。
シューティングゲームを作ると聞くと、あまりにも難しすぎるのではないか、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
最初から一つ一つこなしていけば、初心者であってもシューティングゲームを作ることができます。
子供にとって、自分でシューティングゲームを作ることができたというのは大きな自信になります。
子供にプログラミングの楽しさ、奥深さを伝えたいならこの本がおすすめです。
また、お父さんやお母さんが子供にScratchを教えてあげたいと思うなら、
子供より先まわりしてこの本を読んでおくことをおすすめします。
大人の頭であれば、この本から読み始めても全く問題ありません。
また、子供はこの本をこなせれば、そこからはScratch以外のプログラミング言語(RubyやPythonやPHPなど)も学べるようになります。
子どものプログラミング能力を高めてあげるために親が出来ることは、この本を与えるところまでです。
ここまで子供をアシストしてあげれば、あとは子どもが自分で羽ばたいていきます。
子どもの能力を最大限に高めてあげるためにも、できるだけ早くこの本に達してあげたいところですね。
『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』 番外編 コンピューターそのものについて学ぶ
続いて紹介するのが、『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』という本です。
一番最初に紹介した『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』の姉妹本です。
この本は、プログラミングに関する本ではありません。
この本は、コンピューターが一体どのような原理で動いているのかを、子供にもわかりやすく説明した本です。
子どものみならず、大人の知的好奇心もくすぐる一冊です。
子供が将来ITの世界で勝負していくのであれば、コンピューターがどのように動いているのかという最も基礎的なところは早めに知っておく必要があります。
プログラミングという本題からはずれてしまいましたが、子供のためにはぜひお勧めしたい一冊です。