今回は初めてプログラミングを勉強する方向けの記事です。
Rubyというプログラミング言語は日本で開発された言語で、
日本国内のWebサービスの多くがRubyという言語を採用しています。
また、Rubyは初心者にも非常に分かりやすい言語として有名です。
今回は、そんなRubyを勉強する際におすすめの本を紹介していきます。
プログラミング初心者が初めてプログラミングの勉強をする際におすすめの本ばかりです。
また、入門本だけでなく、入門と中級の橋渡しをする本も紹介しています。
それではさっそく見ていきましょう。
Contents
『たのしいRuby第5版』 Rubyの入門書の定番
まず最初に紹介する本が『たのしいRuby第5版』という本です。
この本はRubyを初めて学ぶ人の間では定番の本となりつつあります。
個人的にはこちらの本、もしくは次に紹介する『作りながら学ぶRuby入門第2版』をRubyの勉強の一冊目としておすすめします。
この『たのしいRuby第5版』では、Rubyの環境構築から、Rubyの基礎的な文法まで、初学者が学ぶべき事柄が網羅されています。
初めてRubyを学ぶ際には、この本に書かれている事をマスター出来れば十分だと思います。
一方、この本は実際に手を動かしながら学びたい人向けではありません。
もし実際に手を動かしながらプログラミングの勉強を開始したいよ、という人は次に紹介する『作りながら学ぶRuby入門第2版』の方を読んでみてください。
『作りながら学ぶRuby入門第2版』 実際に手を動かしながら学べる本 入門者におすすめ!
続いて紹介するのが『作りながら学ぶRuby入門第2版』という本です。
こちらの本は、実際に手を動かしながら(プログラミンを実際に行いながら)Rubyの勉強を進めていくスタイルの本です。
「初めてプログラミングを勉強するのに、いきなり手を動かしながら勉強するのは無理なんじゃないの?」
と思う方もいると思いますが、全くそのような心配をする必要はありません。
初めてプログラミングをやる人でも、しっかりついていけるように詳しく手順も説明されています。
また、実際に手を動かしたほうがプログラミングはより素早く身につきます。
今までプログラミングを触ったことがないという人にこそ読んでほしい本です。
Rubyの勉強を始めるなら、先ほど紹介した『たのしいRuby第5版』か『作りながら学ぶRuby入門第2版』のどちらかを読むことをお勧めします。
どちらも本当に良著です。
『初めてのRuby』 他言語経験者が読むべき本 プログラミング初心者は手を出さないほうが賢明
「初めてのRuby」というタイトルだけを見ると、初めてプログラミングを勉強する人でも問題なさそうですが、
この本はどちらかというと他のプログラミング言語経験者を対象とした本です。
他の言語を少しでも触ったことがあるなら、この本を1冊目としてRubyの勉強を開始するとより効率良く勉強できると思います。
一方、初めてプログラミングをやるよ、という人はこの本には手を出さない方が賢明です。
また、入門書を終えてから2冊目にこの本を読もうとする人がいますが、それなら次に紹介する『プログラミング言語 Ruby』という本を2冊目に読んだ方がより上のレベルまでいけます。
『プログラミング言語 Ruby』 入門から中級への橋渡し
Rubyの入門本を一冊読み終わった後は、進む道が二つに分かれます。
一つの道がRuby on Railsの勉強の道です。
Ruby on Railsはより簡単にWebサービスを作る際のフレームワークです。
Ruby on Railsの勉強をしていきたい人はこちらの記事を参考にしてください。
一方、もう一つの道はRubyをより極めていく道です。
そのような場合におすすめしたいのが『プログラミング言語Ruby』という本です。
(実際にRuby on Railsを勉強する際にも必要となってくる知識が多くあるので、Ruby on Railsに進む場合にも、読んでおくと必ず役に立ちます。)
こちらの本はRubyの入門本ではありません。
上記で紹介してきた入門本を一冊終えた方が読むべき本です。
Rubyの細かな文法だけでなく、なぜそのようになるのか、といったRubyの根源的な部分も詳しく説明されています。
Rubyをマスターした人の多くがおすすめしている本でもあります。
Rubyの勉強の二冊目、もしくは三冊目として読んでみてください。
『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』 超超超初心者向けの本
最後に紹介するのは、『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』という本です。
これは子供向けに書かれた本で、小難しいことは一切書かれていません。
プログラミングって何? プログラミング言語って何? という状態の人はこの本を読むとびっくりするぐらい理解ができると思います。
子供向けの本ですが、大人が読んでも面白く、そして非常に非常に分かりやすいです。
この本に限って言えば、絶対途中で挫折することはありません。
ただ、この本は入門本よりもさらに簡単なので、この本だけでRubyの勉強をしようとしても意味がありません。
この本はプログラミングの勉強の準備をするための本として捉えるのが正しいです。
もしプログラミングの「プ」の字も分からなければ読んでみてください。
ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング