プログラミングの勉強をする理由は人によって様々ですが、「スマホアプリを作りたいからプログラミングを勉強しています」という人が多くいます。
しかし、実際にプログラミングの勉強を独学でしても、最終的にスマホアプリを作って公開するところまで達することができるのはほんの一部です。
その理由としては、スマホアプリを開発するための勉強の仕方が分かっていないのと、そもそもアプリ開発で使うプログラミング言語が何なのかを理解していないことが挙げられます。
せっかくアプリ開発をしたくてプログラミングの勉強を始めても、途中で挫折してしまっては意味がありません。
今回は、独学でアプリを開発したい人向けに、スマホアプリを開発する際に使うプログラミング言語と、そのおすすめの勉強方法や本などを説明していきます。
アプリ開発で使うプログラミング言語
まず最初にアプリ開発で使うプログラミング言語について説明していきます。
スマホアプリは大きく分けてiPhoneアプリとAndroidアプリに分けられ、それぞれのアプリ開発で使う言語は異なります。
(最近は同時に両方のアプリを開発するための言語などがでできてお>り、それについては最後に紹介します。)
まずiPhoneアプリを開発する際に使うプログラミング言語ですが、以前はObjective-Cという言語が使われていました
ネット上には未だにそれらの情報が載っていることがあります。
しかし現在iPhoneアプリ開発で主流なのは、swiftというプログラミング言語です。
これから勉強を始めるのであれば、間違いなくswiftを選んでください。
一方、アンドロイドアプリを開発する際に使うプログラミング言語は、kotlinという言語です。
以前はjavaを使うことが多かったですが、最近の主流はkotlinです。
こちらに関しても、今から学ぶのであればJavaではなくkotlinを選ぶようにしましょう。
最近ではiPhoneアプリとAndroidアプリを同時に開発することができるものも出てきました。
React nativeなどがその代表例です。
しかし、それらで開発するにしても、ネイティブアプリ(swift やkotlinで開発したアプリ)の開発経験がないとなかなか難しいのが現状です。
もし今までにプログラミングの勉強をしたことがないのであれば、いきなりここに手を出すと高い確率で挫折することになります。
もしあなたがこれまでにプログラミング経験がないのであれば、最初は自分の持っているスマホに合う言語を選びましょう。
もしあなたがiPhoneユーザーならswiftを、Android系のスマホを使っているならkotlinを選びましょう。
どうやって独学でアプリ開発の勉強をするか
アプリ開発の勉強を独学でどのようにしていくかですが、何よりもまず一番大事なのが、挫折をしないことです。
難しいと思ったら、そこは飛ばして構いません。
また、プログラミングの勉強というのは暗記をする必要は全くありません。
分からないことがあれば、その都度ググれば問題ありません。
実際に仕事でプログラミングを書いているエンジニアも、基本的にはググりまくっています。
これらのことを念頭においた上で具体的な勉強方法についてですが、アプリ開発は基本的に本を使って勉強するのが最もおすすめです。
ただ、闇雲に本屋さんでアプリ開発の本を買うのは危険です。
初心者がいきなり難しめの本を選んでしまっては、挫折する可能性がグッと上がってしまいます。
もしあなたがSwiftを勉強する(iPhoneアプリを作りたい)のであれば、「絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発 超入門」という本が非常におすすめです。
初心者向けに書かれた本なので、今までプログラミングの経験がなくてもこの本から始めればスムーズに開発の勉強を始められます。
また、説明も非常にわかりやすいので、そういう意味でも初心者にはおすすめできます。
もしあなたがKotlinを勉強する(Androidアプリを作りたい)のであれば「はじめてのAndroidプログラミング 第3版」という本がおすすめです。
Kotlinの本はまだそれほど多く発売されていませんが、今までに発売された本の中ではこの本が最も初心者に易しい本といえます。
説明もかなり分かりやすくおすすめです。
初心者がアプリ開発を独学で勉強するには、まずは先ほど紹介したような初心者向けの本を一冊やることが大事です。
そして、それが終わって何となくアプリ開発の流れがわかってきたら、さらにもう一冊ほど使って勉強しましょう。
二冊ほどやればアプリ開発の基礎は身につきます。
そこまでいければあとはググりながら自分の作りたいアプリを作っていきます。
作っていく過程でかなり多くのことを学べます。
このとき注意しないといけないのは、一番最初に作るアプリは難しすぎないものを作るべきということです。
すごく単純なものを作ることをおすすめします。 あの機能も加えたい、この機能も加えたいと思っても、それらは後からでも全然追加することができます。
まずは最低限のものを作りきれる方が大事です。
少し話がそれてしまいましたが、まとめると、
・iPhoneアプリを作りたければSwiftを学ぶこと。おすすめの本は「絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発 超入門」
・Androidアプリを作りたければKotlinを学ぶこと。おすすめの本は「はじめてのAndroidプログラミング 第3版」
・挫折しないこと、続けることを最も重視する
以上でアプリ開発についての話を終わりにします。
かなり読みづらい文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ独学で勉強してアプリ開発をどんどんしていきましょう!