こんにちは。
エンジニアとして働いていると、どのエディターを使っているかというのは時々話題になります。
Atomが好きな人もいればSublimeが好きな人もいます。
ちなみに私の働いている会社だとSublimeを使っている人が比較的多いです。
会社によっても色々特徴がありそうですよね。笑
個人的には正直どのエディターを使っていても関係ない、と思いますが、やはりエディター関連のトークで一番話題に上がるのがVimです。
(Emacsに関してはまた今度取り上げます。笑)
Linuxをインストールした際にもVimは使えますし、ssh接続して色々いじる際にVimが使えないと非常に面倒臭いです。
Linuxサーバーにssh接続するのであれば、否が応でもVimを触ることになります。
エンジニアとして働いていると、何かと触ることになるVimですが、自分はVimmerだと名乗るのには勇気がいります。
また、Vimはなんとなく触っているけど、あまり使いこなせてないなあという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな人向けに、『Vimmer』になるためにどのようにVimの使い方を学んでいけばいいのかについて書いていきます。
1, まずはVimtutorをやろう
Vimmerになるための最初のステップはVimtutorです。
これはVimが入っている環境であれば誰でも無料でできるVimのチュートリアルです。
ターミナルを開いてvimtutorというコマンドを打ち込んでエンターを押すと始まります。
初めてVimを触る人や、多少は触ったことがあるけどあまり得意じゃない人は、とにかくこのVImtutorをやりましょう。
理想としては一週間に1回、そしてそれを4回ぐらい繰り返して行うことです。
4-5回Vimtutorをやれば、Vimの最も基礎となる部分は身につきます。
vimtutorを一周してみて、簡単すぎるなと感じたらこのステップは無視してください!笑
2, 『実践Vim 思考のスピードで編集しよう』という神本をやる
Vimtutorを何周かすればVimの基礎的な部分は身につきます。
ですが、これだけだとまだまだVimmerと名乗ることはできません。
Vimtutorを終わらせた人におすすめしているのが「実践Vim 思考のスピードで編集しよう」という本です。
この本は、本当に神本です!笑
正直、この本のおかげでVimmerになれたという人は少なくないと思います。
Vimを日頃のエディターとして使うというのはなかなかハードルが高いです。
周りにVimmerがいなければなおさらハードルが高いです。
そうすると、まずはVimに色々プラグインをいれてしまおうとすると思いますが、それは悪手です。
Vim標準の機能だけでも、かなり様々なこと、そしてかなり強力なことができます!
Vimの標準機能を徹底的に使いこなそう、というのが「実践Vim 思考のスピードで編集しよう」という本の目指すところです。
標準のVimだけでどれだけ色々なことがこなせるのか、というのがこの本を読むと分かります。
説明もめちゃくちゃ分かりやすく、Vimtutorをこなしていればこの本はスイスイ読み進めていけます。
それでいて、めちゃくちゃ役に立つことばかりが書かれています。
正直この本さえ読んで、手を動かせばVimmerになれます。
Vimmerの人でこの本を読んでいない人はいないんじゃないか、というぐらいの本です。
だからと言って難しいわけではもちろんありません。
この本を使えば、Vim本来の力を十分に発揮させることができます。
この本を読んだら、Vimの凄さが分かり、他のエディターに戻れなくなる可能性もあります。
周りの人がなぜVimを使うのかというのも、この本を読めば理解できると思います。
タイトルで「Vimmerになるための方法を教えます!」と書きましたが、その方法はただ1つです。
「実践Vim 思考のスピードで編集しよう」を読み込むことです。
この本に書かれていることをマスターすればVimmerだよ、と自称しても問題ありません。
この一冊だけマスターすればいい、と考えると、思ったよりVimmerになることが簡単だというのが分かるかと思います。
本当に、Vimmerにとってこの本はバイブルです。
Amazonでの評価もすこぶる高いです。笑
それだけVimmerからは信奉されているといえます。
Vimtutorをやり終わったらぜひこの本に手を出してみてください!
Vim人口が増えていくことを願っています!笑