社会人になると、Excelを使う機会が増えます。
大学時代にExcelを頻繁に使っていた人であれば、Excelでつまづくことはないと思います。
一方、会社に入るまでほとんどExcelを使ったことがない人にとっては、Excelを仕事の場でうまく使いこなすのはとても大変です。
仕事が出来ない訳ではないのに、Excelが使いこなせないというだけで評価が下がる可能性もあります。
しかし逆に考えると、Excelをうまく使いこなせれば、それだけで高い評価がもらえます。
さらに、Excelを上手く使いこなせれば、作業のスピードが格段に早くなります。
Excelをマスターすれば、会社からの評価も上がり、さらに自分の時間も作れます。
ただ、今までExcelにあまり触れてこなかった人はどこから勉強したらいいか分からないと思います。
今回は、そんな人のために、Excelを独学で学ぶためのおすすめの本を紹介していきます。
対象者は、20代・30代のサラリーマンです。
”仕事で使いこなせるようになる”ことを目的とした人向けです。
Contents
1、『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』
一番最初に紹介するのが、社会人向けのExcel本のベストセラーです。
まさにエクセルを使う上で社会人が知っておかなければならないことが網羅されています。
基礎から応用までがこの一冊で学べます。
エクセルでの数値・文字の扱い方や数式に関することなど、Excel初心者が躓く部分が非常に分かりやすく解説されています。
さらに、基礎だけでなく、ショートカット等の実用的な部分も多く出てきます。
社会人になってExcelを勉強したいけど何から勉強したらいいのか分からないという人には間違いなくおすすめです。
ただ、タイトルの「1日で即戦力」はさすがに無理があります。
この本を1日で読み終えるのは至難の技です。
少なくとも2,3日はかかります。その点は注意してください。
2、『Excel最強の教科書 すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術』
続いて紹介するのが『Excel 最強の教科書』という本です。
この本も社会人向けのExcel本です。
こちらの本では、Excelによる表作成や分析といった点にも多くのページが割かれています。
もちろんExcelの基礎の部分も非常に分かりやすく解説されています。
社会人がExcelで表を作る際には、ミスなく素早く作ることが求められます。
この本でフォーカスされている部分はまさにそこです。
この本を読めば「ミスなく、素早く」という点が間違いなく身につきます。
今まで全くExcelに触ったことがない人にとっては多少難しく感じるかもしれませんが、
少しでもExcelに触れたことがある人であれば数日で読み切れると思います。
先ほど紹介した一冊目とこの本を読めば、20代のサラリーマンに必要なExcelスキルは全て身につくといっても過言ではありません。
3、『ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた外資系投資銀行のエクセル仕事術』
続いて紹介する本は、エクセルで資料を作る際に役立つ本です。
エクセルで表をただ作るだけではなく、より見た目の良い表・資料をつくるための本です。
ただ、正直上記で紹介した二冊に比べると、エクセルの基礎を学べるわけではありません。
上記二冊をこなした後、余裕があればこの本も読んでみてください。
仕事でExcelを使い表を作ったり、クライアントに見せる資料を作るのであれば、この本はかなり役立ちます。
ですが、まずは上記の二冊から入ることをおすすめします。
4、『Microsoft Excel 2016 基礎(よくわかる)』
最後に紹介する本は、今まで全くExcelを触ったことがない人向けの本です。
とにかく全くExcelを使ったことがないのであれば、この本は非常に有用です。
完全な初心者向けの本なので、この本の説明は非常に分かりやすく、本当の基礎から解説がされています。
もし、既にExcelを使ったことがあるよという人には物足りない内容です。
ただ、全くの初心者はこの本から始めることをおすすめします。
おわりに
今回は20代・30代のサラリーマン向けのExcel本を紹介してきました。
Excelを使いこなせれば、仕事の効率が非常に高まります。
デキる社会人になるためにも、Excelはしっかりと身につけておきましょう。
また、Excelの能力は転職する際にもプラスに働くことがあります。
ぜひこの機会に身につけましょう!