初めて株式投資を始めるための手順と流れ

今回は株式投資の始め方・流れを説明していきます。

完全に初めて株式投資をするよ、という人に向けた記事です。

実際に株式投資を始めるための手順、そしてその流れを俯瞰できるような記事になっています。

株式投資とはそもそも何なのかということについてはこちらの記事を参考にしてください。

株式投資とは一体何なのか その本質を初心者にも分かりやすく説明します。
「株式投資」と聞くと何をイメージしますか? 日本では株式投資と聞くと、ギャンブル、賭け事、リスキーなどといったことを思い浮かべ...

それではさっそく見ていきましょう。

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株式投資を始める手順1 証券口座を開く

株式投資を行うためには、証券口座に口座を持つ必要があります。

UFJ、ゆうちょ、みずほ、SMBCなどの普段使っている銀行口座では株式投資は行えません。

証券口座にはいろいろな種類がありますが、自分自身で投資をしたい、安い手数料で投資をしたいという人はネット証券が唯一の選択肢となります。

野村証券や、メガバンク(UFJ,SMBC,みずほ)の証券口座は、手数料も高く、さらに自分自身でリアルタイムにネットで株式の売買ができません。

安い資金で始めたいという人はネット証券を選ぶべきです。

ちなみにネット証券は、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などの有名どころを選んだほうが安全です。

それぞれ多少の違いはありますが、基本的にどれを選んでも大差はないです。

私は上記3つの全ての証券口座を開いています。

マネックス証券はアメリカ株の手数料が安いので、アメリカ株の投資用として利用しています。

楽天証券はスマホで最も使い勝手がいいので、日本株の投資用として利用しています。

SBI証券は単元未満株(例えば、普通の証券口座だと、任天堂の株を買う際には100株単位(約300万円必要)で買わないといけないのですが、SBI証券は一株単位で買うことができる)を取り扱っているので、額の高い株を少額買う際にはSBI証券を利用しています。

アメリカ株に投資したいならマネックス、そうでなければ楽天証券かSBI証券で問題ないと思います。

とにかく、株式投資を始めるなら、まず証券口座を開設しましょう。

開設はそれぞれのホームページに書かれている手順で行えばスムーズに開設できます。

株式投資を始める手順2 証券口座にお金を入れる

手順1で証券口座を開いたら、続いてはその証券口座にお金を入れます。

普段使っている銀行の口座から振り込む形です。

基本的にはネットを使って振り込むことができます。

初めて株式投資をする際には、少額から始めるべきだと思うので、

この際に振り込む額はそんなに多くの額を振り込む必要はありません。

自分の予算に合わせて証券口座にお金を移動させましょう。

もちろん証券口座の方からいつでも普通の銀行の口座にお金を戻すことができるので、その点は安心してください。

株式投資を始める手順3 投資する会社を選定する

手順1と手順2で、初めて株式投資をするための準備は整いました。

あとは、実際に自分が投資したい会社を選んで投資を行うだけです。

ここが、一番面白く、かつ一番難しいところです。

どの会社の株価が今後伸びていくのか、それを自分の頭で考え選定していきます。

もちろん、自分の好きな会社の株を購入するというのも一つの手です。

Googleで「会社名 株価」で検索すると、その会社の現在の株価だけでなく、過去10年の株価の推移が出てきます。

それらを参考にしましょう。

現在の株価が、過去10年の株価の推移と照らしあわせて異常に高い場合等には買うのを控えたほうが賢明かもしれません。

本格的に株式投資をしていきたい人は、気になる会社の財務諸表や株主向けの報告書等に目を通すことも推奨します。

「会社名 IR情報」で調べると見ることができます。

過去数年のその会社の業績や、今後の展望などを見ることができます。

特に注目して欲しいのが、純利益の推移です。

純利益が過去数年(5年ほど)で順調に伸びている会社は、買いの選択肢に入れてもいいですが、

純利益が右肩下がりの会社は、よっぽど株価が低くない限り購入を控えたほうがいいです。

また、新聞やニュースなどでも経済に関する情報は流れているので、それらにも目を通すようにしましょう。

と言っても、それらについては自分で株式投資をしていくに連れて学べるものです。

初めて株式投資をする際には、分からないことが多いと思いますが、徐々に分かっていきます。

ですので、最初は少額のお金で始めて、ある程度の期間経ったらその額を増やす方が安全です。

株式投資を始める手順4 実際に投資をする(株式を購入する)

手順3で投資する会社を決めたら、あとは実際に投資をするだけです。

ネット証券であれば、ほぼワンクリックで投資が行えます。

気をつけるのは、できるだけ株価が低い時に買うことです。

前日より株価が数%上がった時に買うよりは、株価が前日より下がった時に買うようにするべきです。

また、先ほども述べましたが、過去数年の株価の推移も参考にし、最近の株価が割高ではないかも注目してください。

問題ない!と思えば、実際に購入しましょう。

株を購入する際には大きく分けて二つの購入方法があります。

それは指値成行です。

指値は実際に自分で値段を指定し、もし株価がそこまで落ちてきたら購入が成立します。

一方成行は、文字通り成り行きに任せる購入方法です。多少の上下はありますが、基本的には現在の株価で購入できる方法です。

その会社の株を、確実に購入したい場合には成行を、少しでも安く手に入れたい場合には指値を選択しましょう。

株式投資を始める手順5 株式を売却する

株を購入したら、それで終わりではありません。

株式投資とは一体何なのか その本質を初心者にも分かりやすく説明します。」でも紹介しましたが、株式投資によって利益を上げる方法は二つあります。

一つは、購入した株式を保持することで、毎年配当をもらう方法です。

配当が目当ての場合には、購入した株を売却する必要はありません。

(もちろん長い目で見れば、いつかは売却するとは思います。)

もう一つは、購入した株を、より高い値段で売ることでその差額を儲ける方法です。

このように利益を上げるためには、もちろん購入した株を売却する必要があります。

手順4で購入の手順を説明しましたが、売却も全く同じです。

成行か指値かを選んで、売却するだけです。

購入時点の株価より高ければ、その差額が儲けになりますし、購入時点より株価が下がっていればその差額は損失になります。

理想的な投資は、長期間保有できる(安定していてかつ将来性もある)会社の株を購入し、

その株の株価が上がった時に売却することです。

長期間保有できる(安定していてかつ将来性もある)会社の株であれば、たとえ一時的に株価が下がったとしても、株価が上がるまで気にせずに保有をしておくことができます。

目の前の株価だけに踊らされて、よく分からない会社の株を購入してしまい、かつその株価が下がった時を想像してみてください。

その差は歴然だと思います。

ですので、手順3の「会社の選定」は非常に重要です。

投資に関しては、100人いれば100種類の考え方、手法があります。

どれが正しいかは一概には言えませんが、個人的には目先の数字だけを追うような投資手法は、長い目で見るとリスクが高いと思います。

おわりに

今回の記事では、株式投資を実際に始めるための手順、流れを見てきました。

実際にこうやって手順を分けて見ると、そんなに大変ではないことが分かると思います。

意外に簡単に投資デビューは可能です。証券口座を開くだけと言っても過言ではありません。

また、投資は実際に行っていかないと学べない部分が多くあるので、

投資の勉強をしたいなら、まずは実際に少額から投資を始めてみてください!

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