劇団ひとりのエッセイ本「そのノブは心の扉」を読んだ感想

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多才な劇団ひとりのエッセイ

劇団ひとりは芸人です。

同時に俳優、映画監督、そして小説家でもあります。

そんな多才な才能の持ち主である劇団ひとりのエッセイをこの度手に入れることができました。

彼のお笑いのネタ、俳優としての演技、小説、映画。

どれも一級品で、素晴らしいものばかりだったので、かなり期待をして読みました。

が、その期待をはるかに上回ってきました!!

『そのノブは心の扉』とはどんな本か

これは劇団ひとりが2006年から2008年にかけて、週刊文春の紙面上で書いていたエッセイをまとめたものです。

全部で34個のエッセイが入っています。

どれも分量は少ないです。

短いものだと3ページほどです。

ですので、隙間時間にも読めてしまいます。

ちなみに長いものでも10ページほどです。

私は読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいましたが、もっと何日にも分けてゆっくり読んだ方が良かったかなあと思います。

あれだけ面白いものを一日で読んでしまったのはちょっともったいなかった気がします 笑

この本で書かれている内容は劇団ひとりが日々の生活の中で感じていることや、劇団ひとりが最近行ったことについて面白おかしく表現しています!

例えば、お寺に修行に行った際の話とか、船舶免許を取った際の話、富士山を一人で登りに行った話、催眠療法にチャレンジした話などです。

他にも何の変哲もない石に「石原さん」と名付け愛情を注ぐように努力した話など、劇団ひとりらしいぶっ飛んだ話も数多く収録されていました!!笑

劇団ひとりのエッセイ『そのノブは心の扉』を読んだ感想

まず純粋に面白可笑しかったです。

何も考えずに笑えました。

爆笑できるところもあれば、クスッとくるような箇所もありました。

シャワーのホースを肛門に突っ込むなど、一部子供には見せられない場面もありましたが、それを除けば老若男女が楽しめるエッセイだなあと感じました。

また、劇団ひとりのネガティブさや自意識過剰さは、私のような一般的な人間も同感でき、読み物としても感情移入ができました。

別にこれを読んだからといって、日々の苦しみや辛さがなくなるわけではありませんが、自分と同じように劇団ひとりも苦しんでいるんだなあ(もちろんその苦しみに対するアクションは全く違いますが)と、なんだかほっこりとした気分になりました。

『そのノブは心の扉』という劇団ひとりの生み出したエッセイは、笑ってかつほっこりとできる、そんな素晴らしいエッセイでした。

他にも劇団ひとりの作品(映画や小説)に関して私が以前書いた記事があるので、是非見ていってください!

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