伊坂幸太郎の本当に面白い小説 おすすめベスト6

スポンサーリンク
PC用の広告

はじめに

伊坂幸太郎さんの小説を読んだことはありますか?

私は10年ほど前に初めて読んだのですが、読み始めたら手が止まりませんでした。

伊坂さんの小説の魅力の一つが、登場人物です。

どの登場人物もそれぞれ魅力的であり個性的です。

また伊坂さんの小説が好きな人は、何より、ちりばめられた伏線が回収され、バチッと全てが組み合わさる瞬間が好きなのではないでしょうか。

ここではそんな伊坂さんの小説の魅力がぎっしりと詰まった小説を6作品紹介します。

伊坂幸太郎のおすすめの本

第6位『フィッシュストーリー』

『フィッシュストーリー』は、4つの短編が収録されています。

時代は異なりますが、それぞれの作品がリンクしており、4つの短編で1つの作品が構成されています。

売れないバンドが演奏した「FISH STORY」という曲が、この作品の肝となります。

時空を超えて起こる奇跡には非常に感動しました。

しっかり4つの短編が繋がって、ちゃんと伏線が回収されます。

伊坂ファンの中でも根強い人気がある一冊です。

第5位 『アヒルと鴨のコインロッカー』

主人公の椎名がアパートの隣人である河崎に「本屋で広辞苑を盗まないか」と誘われる、一見奇妙に思えるような始まりから、物語は展開していきます。

椎名がアパートに引っ越してくる2年前、その周辺ではペットが殺される事件が多発しており、ブータン人のドルジ、河崎、琴美はその犯人を捕まえようとしますが‥‥。

現在と2年前の事件が、交差し、そのつながりが次第に明らかになっていきます。

ほろっと感動する場面もあり、また伊坂さんらしいトリックもあり、あっという間に読める一作です。

第4位 『陽気なギャングが地球を回す』

こちらは既にシリーズ化されており、陽気なギャングシリーズは既に3作品登場しています。

『陽気なギャングが地球を回す』はその第一作目です。

特殊能力を持つ4人の強盗集団の話なのですが、非常に軽快に話は進んでいきます。

強盗集団といっても悪者ではありません!

エンターテイメント性の高い作品で、子供から大人まで、どのような年代の方が読んでも楽しめる作品です。

4人のキャラクターが非常に面白く、笑いながら読み進めることができます。

作品の中に暗い要素はほとんどないため、気軽に読書したい時におすすめです。

第3位 『重力ピエロ』

『重力ピエロ』は泉水と春という二人兄弟の物語です。

「春が二階から落ちてきた。」という表現が秀逸でした。

美しい表現が散りばめられた作品です。

話のテーマは、多少重く、悲しい気分になるところがあります。

陽気なギャングシリーズとは逆です。

しかし、謎が解けたときの、ピタッと全てが繋がる感じはさすがです。

文学的にも、内容的にも非常に興深い作品です。

第2位 『チルドレン』

私が初めて読んだ伊坂作品がこちらです。

この作品がきっかけで伊坂幸太郎さんの小説にどっぷりはまってしまいました。

伊坂さんの本を好きな友達に勧めてもらったのですが、非常に読みやすかったです。

伊坂さんの魅力としてあげた、キャラクターの良さ、伏線の回収といったものが存分に感じられます。

文の量もそんなに多くないので、気軽に読めます。

伊坂作品を初めて読む方におすすめです!

第1位 『死神の精度』

こちらもシリーズ化されており、『死神の浮力』という続編もありますが、一作目の『死神の精度』の方が面白いです。

主人公である死神の千葉は、人の生死を決める調査員としてこの世に派遣されています。

調査する人を一週間観察、調査し、その人が「可」か「見送り」かを判断します。

(可はすなわち死を意味し、見送りは生を意味します。)

この小説の見所は二つあります。

まず一つ目が死神の千葉のキャラクターです。

千葉のキャラクターが非常に面白く、人間ではないためどこか抜けたところがあり、ユーモアのセンスもあります。

もう一つはやはり伏線の回収の仕方です。

こちらの作品は6つの短編が収録されており、時空を超えて話がつながります。

泣けて笑えて驚けます!

他の作品は読まなくとも、ぜひ『死神の精度』は読んでみてください。

終わりに

ここでは6作品を紹介しましたが、他にも伊坂幸太郎さんの小説には面白い作品が多くあります。

ゴールデンスランバーなどは映画化もされ、知っている人が多いのではないでしょうか。

ぜひ色々な伊坂作品を読んでみてください!

スポンサーリンク
PC用の広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
PC用の広告