独学でプログラミングを勉強していると、セキュリティに関しての勉強が足りなくなりです。
しかし、もしあなたが自分でWebサービスやアプリを開発したいのであれば、セキュリティは必ず学ばなければならない分野です。
また、社内でセキュリティ担当になった場合はもちろんセキュリティについて勉強する必要があります。
Webサービスに関しては、セキュリティについて全く勉強しないままリリースしてしまうと、大問題を引き起こしてしまう可能性があります。
特に、ユーザーにアドレスを登録してもらったり、パスワードを入力してもらうようなWebサービスやアプリケーションを作りたいのであれば尚更です。
セキュリティと聞くと難しそうに聞こえますが、実際はそんなことはありません。
セキュリティで大事な部分というのは、案外多くありません。
セキュリティ関連の本を一冊ないし二冊読めば、Webサービスのセキュリティをある程度のレベルまでもっていけます。
個人や中小企業のWebサービス、アプリケーションであれば十分すぎるぐらいです。
今回は、独学でセキュリティについて勉強をする人向けに、おすすめの本を数冊紹介していきます。
プログラミングを独学で学んでいる方は是非参考にしてください。
また、社内でセキュリティ担当になった方にも是非読んでもらいたいです。
Contents
1、『イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本』
まず最初に紹介する本は、『イラスト図解式 この一冊でわかるセキュリティの基本』という2017年の8月に発売された本です。
セキュリティについて全く知らないという人向けに書かれた本で、図を使って非常に分かりやすく説明されています。
この本では、セキュリティの基礎となる部分を広く浅く取り扱っています。
この一冊でセキュリティは問題無い、とは言い切れませんが、初心者が初めてセキュリティの事を学ぶのであればお勧めできます。
一方、実際に手を動かしながらセキュリティについて学びたいよ、という人向けではありません。
この本では基本的には実際に手を動かすことはありません。
あくまで、セキュリティの基礎や概要を幅広く知り、理解するための本です。
2、『おうちで学べるセキュリティのきほん』
次に紹介する本は『おうちで学べるセキュリティのきほん』という本です。
こちらもセキュリティについて今まで学んだことのない方を対象にした本です。
セキュリティに関する基礎的な内容は網羅されていますし、最新のセキュリティ事情も詳しく説明されています。
さらに、実際に自分で手を動かしながらセキュリティについて学べます。
自分でWebサービスを開発している人には是非この本を使って欲しいです。
また、企業でセキュリティ担当になった方も、この本であればかなり幅広くセキュリティについて知れます。
難しい内容も非常に分かりやすくかつ詳細に説明もされており、説明されており、初心者にはもってこいの本だと言えます。
セキュリティの基礎を学ぶのであれば、正直この本一冊で事足りると思います。
良著です。
3、『うごかして学ぶセキュリティ入門講座』
こちらの本では、先ほどの本同様実際に手を動かしながら学んでいきます。
先ほど紹介した本に比べると、若干難易度は上がります。
タイトルには”入門講座”と書かれていますが、完全なる入門者にはちょっとだけ難しいかもしれません。
しかし、今までにセキュリティに関する講義を受けたことのある人などは、この本から学び始めても全然問題ありません。
むしろ、基礎的な内容はさらっとでいいよ、というのであればこの本を選ぶべきです。
一方、セキュリティに関しての完全な初心者の方は、上で紹介した二冊のうちどちらかを読んだ方が分かりやすいと思います。
4、『小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識』
こちらの本は、会社でIT担当になった方やセキュリティ担当になった方に向けて書かれた本です。
セキュリティの基礎が分かりやすくまとめられており、セキュリティの基礎を俯瞰で見るのに非常に役立ちます。
また、企業のIT担当、セキュリティ担当がどのように振る舞うべきかなどについても説明がなされています。
もしあなたが会社でセキュリティ担当になったのであれば、この本は一度目を通しておいた方がいいと思います。
一方、個人でWebサービスを開発しているよという人向けの本ではありません。
個人でWebサービスやアプリケーションを開発・運営している人は、最初に紹介した本か、二番目に紹介した本の方がその目的に合っています。
おわりに
今回はセキュリティに関するおすすめの本を紹介してきました。
どの本も非常に分かりやすく、独学でセキュリティに関することを学ぶ際に非常に役に立ちます。
最初は慣れない言葉が並んでいますが、一冊を読み通せばセキュリティに関する基礎的なことは身につくはずです。
ぜひ参考にしてみてください。