初めて株式投資で資産運用する際に役立った唯一のオススメ本

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なぜ投資を始めたのか 複利の考え方

大学時代、特に勉強するわけでも、何かに打ち込むわけでもなかったので、暇な時間が多くありました。

のんびり部屋でくつろぐのは非常に幸福でしたが、それではお金がどんどんなくなっていってしまうので、お金を増やそうと思い立ちました。

家にいながらお金を稼ぐ方法の一つとして注目したのが、株式投資による資産運用でした。

また、経済学の授業で複利の概念を知ったことも株式投資に着目した理由です。

100万円を投資して、毎年10%の利益が出るとすると、30年後はいくらになるのかを考えてみてください。

一見、毎年 100万円 × 1.1 = 10万円 の利益が出るから、30年後には、

(10万円×30年) + 最初の100万円 = 400万円

だと思うかもしれませんが、これは間違っています。

なぜなら、一年目を終了した時点で100万は110万円になっています。

ですので、二年目は110万に対して10%の利益が出ます。すなわち二年目終了時点では120万ではなく

110万円 × 1.1 = 121万円です。

三年目は同様に 121万円 × 1.1 = 133.1万円となります。

こうしてみるとほんの少ししか差がないのではと思いますが、長期的に見るとかなり違います。

30年で考えると、100万はなんと1744万円になります。

これが複利の考え方です。

ですので、投資はできるだけ早くから始めた方がよく、かつ長期的に行うべきものです。

大学の授業で経済学の授業を受けてそのことに気づき、投資を開始することにしました。

実際に自分のお金を使って運用するとなると必死さが違います。

早速証券会社で口座を開設して少額ながら投資を始めましたが、それと同時に色々な本を読んで勉強しました。

でも投資に関するどの本も、テクニック的なことばっかりが書いてあって、その本質を突くような本はなかなかありませんでした。

テクニック的なことは、その著者がそのタイミングだから有効なだけであって、異なる状況では全く使うことができません。

ですので、参考にすることはできますが、有効かどうかには疑問符がつきます。

そうやって様々な本を読んでいくうちに、一冊だけ投資の本質を突いた本を発見しました。

それがアメリカの投資家であるウォーレンバフェットについて書かれた本『バフェットの銘柄選択術』でした。

ウォーレンバフェットって何者??

ウォーレンバフェットは、資産運用や投資に興味がある人なら一度は聞いたことがある名前だと思います。

世界最大の投資会社のバークシャー・ハサウェイのCEOで、総資産は数兆円です。

毎年発表される世界長者番付では毎年のように10位以内に入っている大金持ちです。

世界長者番付というと、真っ先にビル・ゲイツを思い起こすと思います。

ビル・ゲイツはマイクロソフトの創始者で、いわゆる事業家です。

一方ウォーレンバフェットは事業家ではなく投資家です。

お金やその他の資産を運用することでさらにお金を稼いできました。

ウォーレンバフェットの投資の特徴

本屋で投資のコーナーを見ると、デイトレーダーやFXの本が多くあります。

それらは全て短期的な利益を求めるタイプの投資です。

また、博打的な要素が大きいので、運良く短期的に儲かったとしても、長期的には赤字になることが多々あります。

一方ウォーレンバフェットは株価の短期的な上下には一切興味を示しません。

彼が重視しているのは、いかに長期的に稼ぐかです。

ですので、博打的な資産運用はもちろんしません。

その結果、数兆円の資産を築くことができたのです。

長期的に伸びていくであろう会社の株を、その株価が比較的低い時に買って、長期的に保有する、というのがバフェットの基本的な投資方法です。

また、自分がよく理解できない分野の会社の株は買わないというのもウォーレンバフェットの投資の特徴です。

長期的に保有するので、例えば10,000円で買った株が短期的に15,000円になったとしても売ることはありません。(短期的に株価が落ちた時も同じです。)

目先の利益や損失を見るのではなく、もっと長い目で投資をするのが特徴です。

もし10,000円の株価の会社が、将来的に100,000円になると予想して保有していれば、15,000円で売るのは非常にもったいないです。

差額にして95,000円です。

また、将来的に株価が上がっていくと分かっていれば、短期的に株価が落ちた時にも慌てることはありません。

普通の投資家なら目先の利益だけをとってしまいますが、バフェットはそうではありません。

長い目で見て大きな利益を得るのがバフェットの方法です。

ただ、このような投資方法を用いる際に必要不可欠な点が2点あります。

1点目はどの会社がこれから伸びていくかを見極める方法です。

2点目は、その会社の株価が比較的割安かどうかを判断する方法です。

これに関しては、『バフェットの銘柄選択術』に詳しく書いてあります。

定性的な分析方法だけでなく、財務諸表を用いた定量的な分析方法も詳しく書かれています。

それでいて、投資のことが全く分からない人にも分かりやすく説明されています。

これから投資を始める人には是非読んでもらいたいです。

資産運用・株式投資で、長期的に莫大なお金を儲けようとしている人には特に必見の本だと思います。

おわりに

私自身が投資をする際に非常に役立ったのが『バフェットの銘柄選択術』でした。

今でも、投資する会社を選定する時に用いています。

是非投資を始める方、なかなか上手く資産運用できていない方に読んでもらいたいです!

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