子供のいる家庭だと、「ペットを飼いたい」と子供に言われた経験は一度はあると思います。
もし子供が聞き分けがよければ、「うちには無理よ」と伝えればそれで問題ないかと思います。
しかし、「そっか、うちには無理か」といって素直に聞いてくれる子供はそんなに多くありません 笑
実際に「犬を飼いたい」と言われた時に考慮するべきことは何なのか。またどうするべきなのか。
今回は子供に犬を飼いたいと言われたらどうするべきかについて書いていきたいと思います。
犬を飼うことは簡単なことではない
まず、犬を飼うということは簡単ではない、というのを親が認識する必要があります。
犬を飼うのには、大きな責任が伴います。
犬を飼ってみて、やっぱりなんか違うから飼うのやーめた、というのはありえません。
犬を飼うことは、その犬の一生の面倒をみることを意味します。
犬を飼ったことがないと分からないかもしれませんが、犬の世話をするのはかなり大変です。
毎日なんどもトイレを変える必要があります。決まった時間にご飯を与える必要があります。毎日散歩に連れて行ってあげる必要があります。
それらを、10年以上毎日毎日行う必要があります。
また、犬を飼うのにはそれなりにお金がかかります。
まずは、親であるあなたがそれらのことを理解しておく必要があります。
子供が「僕がちゃんと世話をするから」と言っても、最終的には親が世話をすることになります。
実際に親であるあなたがその犬の一生の責任を持つことができるのか。
もしそれができないのであれば、子供が何と言おうと犬を飼うという選択肢はありえません。
一方、もしあなたが犬の世話を今後10年〜20年近く毎日行うことができると思うのであれば、犬を飼うという選択肢が現実味を帯びてきます。
しかし、その際に考慮しておかなければいけないことがもう一点あります。
それは、犬の寿命です。
犬の寿命は大型犬で10年前後、小型犬で15年前後と言われています。
人間に比べればその寿命は短く、子供が成人する前にその犬が亡くなってしまう可能性が高いです。
犬は飼い始めたら本当に家族のような存在になります。
その犬が亡くなる時は、本当に本当に信じられないぐらい悲しいです。
自分の子供が亡くなるのと同じぐらいの悲しみを感じることになります。
この悲しみをちゃんと受け入れられるのか、その点もちゃんと考えておくべきです。
犬を飼うときに、その犬が亡くなる時のことを考えるなんてちょっと頭がおかしいと思われるかもしれませんが、犬が亡くなる悲しさは本当に言葉に表すことができないぐらいです。
犬を飼うことを考えるなら、その点はしっかり考えておいて欲しいです。
また、子供がその悲しみを人生の早い段階で感じることになってしまうというのも本当に問題ないのかも考慮しておく必要があります。
それらのことをまずちゃんと考えた上で、もしそれでも犬を飼ってもいいなと思うのであれば、犬を飼ってたっぷり愛情を注いであげましょう!
ご飯の世話もトイレの世話も全部を子供に任せるのはなかなか難しいので、散歩は子供担当にするなど、何か1つを子供担当にしてあげるのが良いかと思います。
犬を飼うということは本当に大きな責任が発生します。
もしあなたが犬を飼うことに決めたのであれば、本当にその子に愛情を注いで、自分の子供と同じように責任を持って育てましょう!