現在、テレビをつけるとどの番組にもお笑い芸人が出演しています。
お笑い芸人の人気は非常に高く、多くの人がお笑い芸人を目指しています。
お笑い芸人になるための近道は、漫才やコントのコンテスト(賞レース)に参加し入賞することです。
しかし、素人が初めてお笑いのコンテストに参加する際に困るのが、どのようにネタを作るかです。
今まで一度もネタを書いたことがない人にとって、ネタ・台本を書くのは至難の技です。
もちろん、適当に書いて、そのネタで賞レースに入賞できる可能性もゼロではありません。
しかし、偶然が二度、三度続くことは滅多にありません。
本当に面白い芸人は、どのネタもある一定のレベルを超えてきます。
素人がそのレベルに達するのはなかなか難しいのですが、方法を知れば不可能ではありません。
コントや漫才の作り方というのは、実は学ぶことができるのです。
コントや漫才のネタの作り方を知れば、漫才やコントのコンテストで一回戦敗退のような不名誉を免れることができます。
今回は、コントや漫才のネタの作り方を学べる本を紹介していきます。
将来芸人になりたい方、漫才やコントのコンテストに参加してみたい方必見です!
1、『漫才入門 ウケる笑いの作り方全部教えます』
まず最初に紹介する本は、漫才のネタの作り方の本です。
マイク一本でしゃべくり漫才を作ってみたいという人向けの本です。
この本の対象者は、漫才のコンテストに出場してみたい素人や、芸人を目指す素人です。
一見何の理論もなさそうな漫才ですが、実はそこには数多くの理論が存在します。
それを読み解いていく術がこの本には書かれています。
既存の漫才で用いられている理論や方法論を知れば、自分で漫才を作る際にもその方法を使うことができます。
今まで漫才なんて全く作ったことがなく、どこから手をつけたらいいのか分からないという人には是非読んでほしい本です。
漫才を作るためのノウハウが多く書かれているので、この本を読めば、プロと同じような漫才を作ることが可能です。
非常にオススメな一冊です。
2、『別役実のコント教室 不条理な笑いへのレッスン』
続いて紹介する本はコントのネタを作るための本です。
コントも漫才もお笑いであることには変わりありませんが、その作り方は全く異なります。
漫才は”素の自分”がネタに出てきますが、コントでは”素の自分”は一切出てきません。
コントのキャラになりきる必要があります。ですので、漫才とコントは全くの別物と言っても過言ではありません。
ですので、コントのネタを書きたいのであれば、コント用の本を読む必要があります。
この本では、まさにコントに焦点を当て、コントを作る際のノウハウが詳しく書かれています。
非常に実践的な内容が多く、コントのネタを初めて作る際には非常に重宝します。
寒いコントではなく、ちゃんとウケるコントを作りたいのであれば是非この本を参考にしてみてください。
初めてコントを作る人を対象にした本なので、今までコントを全く作ったことがない人にこそ読んでほしいです。
3、『芸人志願 お笑いタレントを目指すキミへ』
続いて紹介する本は、ネタの作り方に加えて、お笑い芸人になるためのノウハウも書かれています。
純粋に読み物としても面白い本です。
漫才やコントのネタの作り方だけを知りたいという人は読む必要はありません。
上記で紹介した本の方がネタの作り方は詳しくわかりやすく書かれているので、そちらを読んだ方が有益です。
一方、お笑い芸人の生活ってどんな感じなのか気になる人、どうやったらお笑い芸人になれるのか気になる人はこの本を読んでみてください。
特に周りにお笑い芸人の知り合いがいない人は、そのような話を聞く機会がないと思うので、非常に参考になると思います。
おわりに
今回は漫才やコントのネタを作る際に役立つ本を紹介してきました。
素人が漫才やコントのコンテストに出場するのはなかなか勇気がいります。
せっかく勇気を振り絞って出場するからには入賞したいですよね。
是非素晴らしいネタを作って、漫才やコントのコンテストに出場してみましょう!