こんにちは。
くるくるです。
ゴールデンウィーク期間中、時間があったので『直撃本田圭佑』というサッカー日本代表の本田圭佑に関する本を読みました。
私は普段小説を読むことが多いのですが、ゴールデンウィークだし普段と違うことをしようということで、小説以外の本を読んでいました。
その第一弾がこの『直撃本田圭佑』です。
それではさっそく『直撃本田圭佑』を読んだ感想等を述べていきます!
『直撃本田圭佑』はどのような本か
まずはじめにこの『直撃本田圭佑』という本は、本田圭佑の自伝本ではありません。
というか本田圭佑は自伝本をまだ出したことがありません。
ちなみに長友や長谷部はすでに出していますね。
ですので『直撃本田圭佑』の著者はもちろん本田圭佑ではありません。
では著者は誰なのか。
それは木崎伸也というサッカー専門のライターです。
その木崎さんが本田圭佑に何度も直撃インタビューを繰り返し、そのインタビューの内容をまとめたのがこの『直撃本田圭佑』です。
本人が書いた本でないと、その本人が何を考えているかわからない、と思うかもしれませんがその点は問題ありませんでした。
普通の記者では聞けないようなことも木崎さんは聞けています。
というのも、長期間にわたり何度も本田圭佑を直撃しているので、いつの間にか著者の木崎さんと本田圭佑の間には信頼関係のようなものが生まれているからです。
実際に本田圭佑の車の中でインタビューをしたり、一緒にレストランに行ってインタビューをしたり、空港のラウンジで本田圭佑が自ら木崎さんの方に寄ってきてインタビューに答えたりしています。
ですので、本人が書いた本ではなくとも、本田圭佑の考えていること等はしっかり書かれています。
本田圭佑がロシアのCSKAモスクワにいた2010年から始まり、2016年までの内容が書かれています。
W杯カップのことももちろん書かれています。
直撃インタビューはなんと合計30回近くにものぼります。
本は時系列で全28章に分けられており、ページ数としては300ページを超えるなかなかボリュームのある本です。
お得感があります笑
続いて『直撃本田圭佑』を読んだ私の感想を述べていきたいと思います。
『直撃本田圭佑』を読んだ感想
本田圭佑の精神力はやっぱりすごい。
これが何よりも一番感じたことです。
日本人離れしたその精神力には本当に驚きました。
どんなに困難な状況に置かれても、諦めない部分はもちろんのこと、自らその困難な状況に入っていくその精神力は常人では信じられないほどです。
しかしそんな屈強な精神力を持つ本田圭佑もいろいろ悩んだりしているのも垣間見えて、それも読んでておもしろかったです。
私は今サッカーとは全く関係のない仕事をしていますが、私も今日から頑張ろうと思えるような内容でした!
以前NHKのプロフェッショナルという番組で本田圭佑の回をみましたが、その時も同じような感想を抱いたのを思いだしました。
ただ、プロフェッショナルと重複するような内容はほとんどなかったので、新たな本田圭佑の考え方等を知ることができて純粋に面白かったです。
ただ少し残念だったのが、本田圭佑が最後の方のインタビューで、選手として世界一になることは無理だと自覚している、と述べた点です。
できれば本田圭佑にはそんな現実なんて見ないで、世界一のプレイヤーを目指して欲しいと思っていたので、少しショックでした。
ただ、サッカー選手個人としてではなく、チームや日本代表、またサッカービジネスで世界一を目指すという考え方も本田圭佑らしいなと思いました。
私としてはもう一度オランダにいた頃のようなギラギラとした本田圭佑を見たいです。
ミランから移籍して、もう一度ここから這い上がっていく姿を見れるのが楽しみです!
以上、『直撃本田圭佑』を読んだ感想でした!