以前であれば、独学でゲームをプログラミングするなんていうことは考えられませんでした。
しかし、近年では多くの人が独学でゲームを自作しています。
独学でゲームをプログラミングできるようになったのにはUnityの存在が大きいです。
Unityはプログラミング言語ではありません。
Unityとはゲームを作る際の総合開発環境です。無料で使うことができます。
Unityを使えば、誰でも比較的簡単にゲームが作れてしまいます。
とても便利な世の中ですよね。
今回はそんなUnityを使いこなすためのおすすめの本を紹介していきます。
また、UnityではC#というプログラミング言語を用います。
UnityではC#をマスターしていなくても最低限のゲームを作ることができますが、
より本格的なゲームを作るにはC#も必須となってきます。
今回はUnityに加えてC#を初めて勉強する際のおすすめ本も紹介していきます。
ゲームを独学で自作したい人必見です。
Contents
『Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム入門』
最初に紹介するのはUnitiyの使い方が学べる本です。
この本は、今まで全くUnityを使ったことがない人向けの本です。
UnityやC#のことを全く知らない人でもこの本であればつまづくことなく学べます。
この本の内容としては、まずはUnityについての簡単な説明があります。
そのあとは実際にUnityを使ってゲームを作っていきます。
最初は2Dのゲームを、後半は3Dのゲームを実際にゴリゴリ作っていきます。
ゲームプログラミングの全くの初心者でも、実際に動くゲームが作れてしまいます!
Unityの凄さが実感できると思います。
また、説明も非常に分かりやすく、Unitiyの基礎的な部分はこの一冊でほぼマスターできます。
今後ゲームを自分で作っていきたいという人は、この本から始めるのがおすすめです。
Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発
『Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作』
続いて紹介するのもUnityの本です。
こちらの本は、先ほど紹介した本と内容は似ています。
まずはUnityの簡単な使い方や解説があり、その後は実際にゲームを作っていくことでUnityの使い方を学んでいきます。
基本的にプログラミング未経験者でも問題はありません。
ただ、後半部分は少し難易度が上がり、その部分に関してはプログラミング未経験だと少しつまづくと思います。
ただ、それを除けば非常に分かりやすく、Unity入門本としてはかなりおすすめといえます。
Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作
『Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座』
続いて紹介する本もUnityの本です。
こちらは、上記二冊とは異なり、C#についてもページを割いて言及しています。
C#も軽く学びながらUnityでゲームを作っていくことで、よりスムーズにゲームプログラミングの世界に入っていけます。
Unityに関する記述も非常に分かりやすく、初学者であっても全くつまづかずに最後までいけます。
この本もUnityでゲームを実際に作っていくスタイルの本です。
Unityの基礎的な内容が完全に抑えられており、今後自分でオリジナルのゲームを作っていく際にも非常に役立ちます。
初めてゲームプログラミングをやるという人にとってはバイブル的な存在です。
ゲームプログラミングの全くの入門者は、一番最初に紹介した本かこの本のどちらかから始めるのをお勧めします。
Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座[Kindle版]
『UnityではじめるC# 基礎編』
ここからはC#のおすすめの本を紹介していきます。
『UnityではじめるC# 基礎編』は、C#に焦点を当てたUnity本です。
実際にUnityを使ってゲームを作りながら、C#について学んでいきます。
C#の最も基礎的な部分はこの本でも学べますが、ちょっとした応用はこの本では学べません。
確かにUnityの使い方も学べますし、一石二鳥ではありますが、C#をしっかり学びたいという人にはお勧めできません。
あくまでUnityの使い方を学びつつ、C#についても軽く知りたいな、という人向けの本です。
『猫でもわかるC#プログラミング 第2版』
この本はとにかくC#の基礎や文法等を学びたい人向けの本です。
この本ではゲームを実際に作っていくわけではありませんので、Unityが出てくることもありません。
この本はC#というプログラミング言語を初めて勉強する際のバイブルです。
「猫でもわかる」というのはもちろん言い過ぎですが、プログラミング初心者には非常に分かりやすいです。
今後ゲームをオリジナルで作っていきたいのなら、この本に書かれている内容は必須になってきます。
ゲームを自作するなら、どこかでC#の勉強をしなくてはなりません。
C#を独学で勉強するなら非常にお勧めな一冊です。
おわりに
今回は独学でゲームアプリを作りたい人のために、おすすめの本を幾つか紹介しました。
ゲームを作っていくためにはC#は必須になりますが、まずはゲーム作りの楽しさを知るためにもC#は無視してUnityのみで作ってみるのをオススメします。
Unityで作っていくと、どこかでC#にぶつかります。個人的には、C#を勉強するのはその後でもいいと思います。