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デザインの基礎を独学で学ぶには
デザインの基礎は独学でも学ぶことができます。
デザインと聞くと、すべてがセンスであると勘違いされる方が多くいると思いますが、それは間違っています。
もちろん、とても高いレベルまでいくと、センスの違いが重要になってくることもありますが、ある程度のレベルまではセンスなんて全くいりません。
デザインには、いくつか重要なのルールが存在します。
デタラメに並べられているように見えても、そこには規則性が存在します。
そのルール、規則性を学ぶことで、デザインの力は飛躍的にアップします。
それらを知らなければ、デザイン力があるとは言えません。
今回はデザインの基礎を独学で学ぶことのできる書籍を3冊紹介します。
どの本も独学でデザインを学ぶのに適した本となっています。
一冊目から順番に読んでいくことで、間違いなくデザインの力がつきます。
独学でデザイナーを目指す人におすすめです。
ここでいうデザイナーとは、一般的なデザイナーもWebデザイナーも両方とも含みます。
デザインの基本を学ぶための本
1冊目 『なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本』
独学でデザインを学ぶための一冊目としてオススメの本が『なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本』です。
本の名前通り、眺めているだけでも楽しいこちらの本ですが、ただ楽しいだけではありません。
デザインに大事な要素である色や文字などについて、例をあげて説明してあり、基礎を学ぶにはバッチリの本です。
また、デザインは何かを伝えるものであるのですが、何かを伝えるためにはどのようにデザインをするべきなのかというのが例を挙げつつ詳しく説明されています。
気軽に読み流しながら、デザインの入り口に立つことのできる本です。
是非一冊目に読んでみてください。
2冊目 『デザイン入門教室』
こちらの本も、一冊目と同様にデザインの基礎を独学で学ぶことができます。
『デザイン入門教室』では、それぞれの章ごとにダメなデザインと良いデザインの二つが挙げられています。
それらを比較することで、良いデザインとはどのようなデザインであるのかを学べます。
1冊目の『なるほどデザイン』より、体系的にデザインの基礎を学ぶことができます。
色、レイアウト、字体等、デザイナーになるために必須の知識を学ぶことができます。
この一冊を読めば、独学でデザイナーになるための基礎を身につけることができます。
3冊目 『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』
『なるほどデザイン』と『デザイン入門教室』を読めば、デザインの基礎の理論、知識は大体身につきます。
次の一冊では、実際に手を動かして学ぶことが大事です。
実際に自分でもデザインをしてみる。
そのための本が『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』です。
こちらの本にも理論的なことが多く載っていますが、やはり自分自身で手を動かすことができるのが他の本との違いです。
ただ、手を動かすと言っても、adobe(アドビ)のソフトであるIllustrator(イラストレーター)を使ってトレーニングを行なっていきます。
ですので、Illustratorの使い方がさっぱり分からないという人は、まずIllustratorの使い方の基礎を学んでから取り組んでください。
デザイナーになるためにはIllustratorが使えることは必須条件ですので、どのみちどこかで学ばなければなりません。
『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』と、もう一冊Illustratorの基礎を学ぶ本を同時に使い、勉強してみてください。
Illustratorの基礎を独学で学ぶための本は、また別の機会に詳しく紹介しますが、オススメとしては『これからはじめるIllustratorの本』 が一番とっつきやすいと思います。
こちらを一冊こなせば、Illustratorの基礎は身につきます。
デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 [CS6対応版]
おわりに 次のステップを見越して
独学でデザインを学びたい、独学でデザイナーになりたい、という夢を実現するための最初のステップとして学ぶべき3冊の本を紹介しました。
この3冊をしっかりこなせばデザイナーの卵ぐらいにはなることができます。
この3冊を読んで、実際に手を動かせば、デザインの基礎を独学で学ぶことができます。
基礎さえ身についてしまえば、あとは実践あるのみです。
デザインの基礎が身につけば、手書きでも、IllustratorやPhotoshopを使ってでも、なんでもいいので自分自身でデザインをすることができるようになっていると思います。
また、他の人のデザインを見る際に、なぜこのデザインがいいのか、逆にこのデザインをもっとこう改善した方がいいのでは、という観点を持つことができます。
デザインを見る目を養うことは、自分がデザインをする際にも非常に役立ちます。
是非3冊を順番に読んでみてください。
また、Webデザイナーになりたい人はPhotoshopを学ぶ必要があります。
もちろんそれ以外のデザイナーもPhotoshopは最低限使いこなせる必要があります。
それに関する記事はこちらで書いています。