こんにちは。
世の中には「サイコパス」と呼ばれる人が存在します。
一説によると、サイコパスは100人に1人の割合で存在すると言われています。
総人口の1%がサイコパスだと考えると、日本の中だけでも100万人以上のサイコパスが生活していることになります。
そんなサイコパスですが、実際にどれぐらいの人がちゃんと「サイコパス」について理解しているのでしょうか?
サイコパスと聞くと殺人鬼を思い浮かべる人が多いと思いますが、実際には普通に生活しているサイコパスがほとんどです。
あなた自身がサイコパスである可能性もありますし、そうでなくてもあなたの周りにサイコパスがいる可能性はかなり高いです。
サイコパスは、あなたが考えている以上に日常的な存在です。
そんなサイコパスについて、ちゃんと理解するためにも、今回はサイコパスの性格上の特徴をまとめていきます。
また、サイコパスを見分ける方法についてもまとめていきます。
Contents
サイコパスの特徴のまとめ
1, 平気で嘘をつける
サイコパスの特徴の1つ目として、平気で嘘をつけるというのが挙げられます。
もちろんこの特徴をもっているからといって即座にサイコパスと決めつけることはできませんが、サイコパスの多くはこの特徴を持ち合わせています。
普通の人間であれば、嘘をつくことにためらいを感じたり、後ろめたさを感じます。
しかし、サイコパスはそのようなためらいや後ろめたさを一切感じることなく嘘をつくことができます。
人を操るために平気で嘘をつけるというのはサイコパスの大きな特徴の1つです。
2, 人を操ろうとする
サイコパスの特徴の2つ目は「人を操ろうとする」です。
サイコパスにとって、周りの人は操る対象です。
1つ目の特徴である「平気で嘘をつける」と似ている特徴と言えるかもしれません。
サイコパスは自分が中心で世界がまわっています。
周りの人を操り、自分の世界をより良いものにしようとする傾向があるのがサイコパスです。
3, 外向的で人から好かれる
サイコパスの性格の特徴の3つ目は、「外向的で人から好かれる」です。
これは一般的なサイコパスの印象とは少し違うため、驚く人もいるかもしれません。
が、サイコパスは比較的外向的で話がうまく、人から好かれる傾向にあります。
いわゆる「人気者」タイプです。
平気で嘘をつけ、他の人より口がうまいため、人気者になりやすいともいえます。
明るくて口が達者で人気がある人をみると「ああ、いい人だな」と思うかもしれませんが、サイコパスである可能性もあるので気をつけてください。
4, 良心が欠如している
サイコパスの性格の4つ目の特徴が「良心の欠如」です。
良心があればできないことを、サイコパスは平然とやってのけます。
例えば、良心があれば「生き物を殺すことはしてはいけない」というのは当たり前に感じるかと思いますが、良心がないとそれを当たり前のこととして認識できません。
殺人鬼などにサイコパスが多いのはこれが原因です。
サイコパスは必ずしも悪い人間ではありませんし、全てのサイコパスがこの特徴に当てはまるとは限りませんが、「良心の欠如したサイコパス」は存在するので、このようなタイプは本当に気をつけたほうが良いです。
5, 自信家
サイコパスの5つ目の特徴が「自信家」です。
サイコパスは自分が世界の中心で、自分に自信をもっていることが多いです。
そのため、自慢話をよくするというのもこれと関連したサイコパスの特徴です。
先ほど人から好かれるという特徴を紹介しましたが、自信家であることも異性にとっては魅力的に映ることがあります。それが理由で人から好かれやすいともいえます。
6, 衝動的に行動を起こす
サイコパスの6つ目の特徴が「衝動的」です。
これはサイコパスの大きな特徴の1つです。
普通の人間・普通の大人であれば衝動的に行動を起こすというのはほとんどありません。
大抵の場合、自分で自分の行動を制御することができます。
一方サイコパスは、その衝動を抑えられない傾向にあります。
サイコパスが危険だと思われている大きな理由の1つがこの衝動性です。
7, 頭の回転が速く、普通の人より賢い
サイコパスの7つ目の特徴が「賢い」です。
ここでいう賢いは、ずる賢さもそうですし、頭の回転が早いというのも含まれます。
サイコパスの中には医者や起業家も多いですが、これはこの特徴によるものといえます。
この賢さをどう使うかによって「良いサイコパス」なのか「悪いサイコパス」なのか分かれるところです。
人をうまく操って、相手の心をうまく動かすことに長けているのは、やはりその賢さからきています。
嘘をついたとしても、賢い人の嘘はなかなか見ぬかれません。
サイコパスがサイコパスであるとバレにくいのも、この賢さが理由です。
以上がサイコパスの特徴です。
ただし、どれかに当てはまるからといって即座にその人がサイコパスだというわけではもちろんありません。
サイコパスじゃない人でも、上記のような特徴を持ち合わせている人は多くいます。
その点は注意してください。
また、サイコパスは必ずしも「悪い人」だけではありません。
サイコパスだからといって差別をするようなことは決してしてはいけません。
その点もしっかりと注意しておきましょう。
続いては、サイコパスの見分け方について説明してきます。
サイコパスの見分け方
サイコパスを見分けることは簡単ではありません。
大抵の場合、サイコパスは非常に賢く、その片鱗をほとんど他の人には見せません。
しかし、上記のサイコパスの特徴を知っておけば、サイコパスの可能性のある人についてはなんとなくあたりをつけられるようになります。
一番分かりやすいのが「衝動的」という特徴です。
これは、隠すことができないサイコパスの特徴の1つです。
普段人気者で、喋りも上手で、人当たりいい人がいるとして、その人が急に切れたり、急に何か常人では考えられないような行動をとったら要注意です。
もちろん必ずしもサイコパスであるとは言い切れませんが、そのような人はサイコパスである可能性があります。
また、口がうまく、その口のうまさで人気を得ている人の行動もしっかりと観察する必要があります。
その口のうまさ、嘘のうまさによって、周りの人の好意を集めている場合、サイコパスである可能性があります。
あなた自身もその人に好意を抱いている可能性が高いため、これを発見するのはなかなか難しいですが、多くの人から好かれている場合は一度冷静になってその人の行動や言動を観察しましょう。
よくよく観察すると、うまい具合に人を操っているのが見えてくるかと思います。
サイコパスは本当に人を操るのが上手いです。
よくよく見ていると、相手が喜ぶことをさりげなく言っています。そして何よりそれが嘘の言葉であることがほとんどです。
相手を操るために上手に嘘をつく。これはサイコパスに多く見られる特徴です。
あなた自身がそれによって操られている可能性もあるので注意しましょう。
以上が、かなり簡単ではありましたが、サイコパスを見分ける方法です。
サイコパスを見分けることは簡単なことではありませんが、サイコパスの特徴を知った上で周りの人を冷静になって観察すれば、サイコパスの可能性のある人に気づけるようになります。
また、今回はサイコパスの特徴についてそんなに多くの説明ができませんでしたが、もっとサイコパスの特徴について知ったり、日常に潜むサイコパスの例を多く知ることで、よりサイコパスを見分けることができるようになります。
サイコパスについてもっと知りたい場合は、サイコパスの研究をしている脳科学の先生や心理学の先生に話を聞くのが一番です。
ただ、そうは言ってもなかなかそのような機会はないないかもしれません。
最近ではサイコパスについての本が多く出版されているので、そのような本を読んでみるのもおすすめです。
個人的には「まんがでわかる 隣のサイコパス」という本、というか漫画がおすすめです。
日常に潜むサイコパスの物語が7つ描かれていて、読み物としてもかなり面白いです。
7パターンのサイコパスの説明もかなり分かりやすく説明されていて、サイコパスについてもっと知りたい人にはちょうどいいです。
他にも色々サイコパス関連の本はありますが、それらの中でも圧倒的に読みやすく、それでいてサイコパスとは何か、サイコパスのより詳しい特徴とは何かについても知れるので、個人的にはおすすめできます。
以上でサイコパスの特徴と、サイコパスの見分け方についての話は終わりです。