エッセイの書き方の勉強方法と、独学する際におすすめの本

こんにちは。

エッセイを書いてみたいという人は、思ったよりも多くいます。

自分の意見や自分の感じたことを、自由な形式で書くのがエッセイです。

なので、どのように書いても、エッセイというのは本来成り立つはずです。

しかし、人に見せるエッセイとなると話は異なってきます。

人に読んでもらえるようなエッセイを書くにはやはり鍛錬が必要です。

もちろん、とんでもない才能の持ち主や、文章を書くことをすでに職業としている人であれば、スラスラッと書いたエッセイであっても人の目に耐えうるものとなります。

が、そうでない人が適当に書いたものは、なかなか人に読んでもらえるレベルには達していません。

エッセイの書き方をやはり勉強する必要があります。

「自由」だからと言って、何でもありだと人に読んでもらうことはできませんし、人に面白いと思ってもらうことは非常に困難です。

今回は、面白いと思ってもらえるようなエッセイを書けるようになるために、実際にどのように勉強したらいいのかについて説明していきます。

また、エッセイの書き方を独学で学ぶ際におすすめの本なども紹介していきます。

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エッセイの勉強方法は3つ

エッセイの勉強方法は大きく分けて3つあります。

まず1つ目がエッセイの書き方を理論的に学ぶことです。

エッセイとは何であるのかということを知る必要がありますし、人に読まれるエッセイとはどんなエッセイなのか、また面白いエッセイを書くためのコツは何なのかを知る必要があります。

エッセイの書き方に関する本は何冊も出版されていますが、その中でもおすすめな本が2冊あります。

その一冊目が『エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ』という本です。

エッセイとは何か、という理論的な部分の話から、実際にエッセイを書く際にどのように書いたらいいのかという実践的な部分の話も多く載っています。

エッセイってどうやって書いたらいいのか全くわからないという人にはおすすめしたいです。

また、『つたえるエッセイ 心にとどく文章の書き方』という本も非常におすすめです。

こちらの方がより実践的で、かなり色々なテクニックが書かれています。

エッセイを実際に書いているけど、あんまりうまく書けないなあという人であれば、この本は非常に参考になります。

小手先の技術を学んでも仕方ないぞという意見もあるかもしれませんが、エッセイの書き方を上達させるためにはそのような技術を知っておくことは重要になってきます。

普段なかなかエッセイの技術を知る機会なんてないと思うので、そういう意味でもこのような本は活用すべきだと個人的には思っています。

ここまでがエッセイの勉強方法の1つ目、すなわち「エッセイの書き方を理論的に学ぶ」についてでした。

エッセイの勉強方法の2つ目は、実際に「上質なエッセイを読む」です。

文章を書く際に、真似ることはとても大切です。真似ることで書く技術は間違いなく向上します。

真似るためには、やはり他の人の書いたエッセイを読む必要があります。

もしあなたに好きな作家さんがいれば、そのかたの書いたエッセイを浴びるように読むのがおすすめです。

何度も読み返したり、色々なエッセイに触れることで、自然とエッセイを書く力がつきます。

特に、エッセイの書き方を理論的に学んだ後だとその効果は大きいです。

もし好きな作家さんがいないよ、というのであれば直木賞受賞作家でもある西加奈子さんが書いたエッセイをおすすめしたいです。

「この話、続けてもいいですか。」というエッセイは至極の一冊です。

エッセイってこう書いたらいいんだな、というのが分かるかと思います。

純粋に読み物としても面白いですが、エッセイとしての完成度も非常に高いです。

一話一話は数ページでかなり短いですが、これぞ「面白いエッセイ」だと思います。

ここでは西加奈子さんのエッセイを紹介しましたが、他にも面白いエッセイは腐る程あります。

ぜひあなたの好きなエッセイを探してみてください。

できるだけ多くの人のエッセイに触れることも大事なので、自分の好きな作家さんのエッセイだけでなく、普段はあまり手に取らないような作家さんのエッセイも読んでみることをおすすめします。

エッセイの勉強方法の3つ目が、「実際に自分でエッセイを書いてみる」です。

エッセイの書き方を理論的に学び、他の方の書いたエッセイを読めば、なんとなくエッセイってこうだろうな、、というのが浮かび上がってくると思います。

そうなったら、とにかく書いてみて、実際に書き上げるという行為をする必要があります。

ただ書くのではなく、枚数は少なくてもいいので一話だけでもエッセイを完成させてください。

書き出しだけをちょっと書いてみることに比べると、実際に書き切るというのはかなり難しいです。

ですが、これをするかどうかで、あなたのエッセイの能力は全然異なるものとなっていきます。

一話書ききってみると、色々見えてくると思います。

もっとこう書いた方がよかったなとか、理論的にはここはこうするべきだったななどです。

実際に書き切らなければ、そのような反省も得られません。

このような反省を繰り返していくうちに、あなたのエッセイの書く能力はびっくりするぐらい向上していきます。

・エッセイのことを理論で学ぶ

・上質なエッセイを読む

・実際にエッセイを書き切る

これら3つがエッセイを勉強する際に大事となってきます。

ぜひエッセイの書き方を学び、「あなたのエッセイ」を書き切ってください。

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