小説を書く上で一番大事なのは完結させること・書き終えること

こんにちは。

私は小説を書くのが大好きです。

趣味を聞かれたら、小説を書くことと答えます。

とはいえ、小さい頃から小説を書いていたわけではありません。

比較的大きくなってから小説を書くことの楽しさに目覚めました。

小説を書くようになってからは、途中まで書いてはその物語に飽きたり、途中で行き詰まったりして放り投げ、そしてしばらくしたらまた新しい小説を書き始める、というようなサイクルが続きました。

小説の書き出しはかなり楽しいです。

どのように話を展開させていくかを考えたりするのは、非常に面白い部分です。

しかし、小説を書くというのは非常に長い旅です。

新人賞などの募集要項を見ると、400字詰原稿用紙で100枚以上のものや300枚以上というような新人賞が多くあります。

文字数にすると4万字以上などはざらです。

比較的文章を書くのが早い人でも、それだけの文字数の文章を書き上げるのには非常に多くの時間が必要となります。

書き始めは楽しくてワクワクしていても、途中から徐々に辛くなり、そして投げ出してしまうという人が多くいるのも納得できます。

しかし、小説を書く上で一番大事なのはやはりその物語を完結させることです。

最後まで書き切ること。これが最も大事です。

小説は、最後まで書ききれていなければ、陽の目を見ることはありません。

作りかけの小説は小説ではありません。

小説家としてデビューをしたいと考えているのであれば、基本的に小説の新人賞に応募しますが、新人賞に応募するにしても最後まで書き切る必要があります。

物語が完結するところまで書き切るというのはかなりエネルギーを必要とする作業ですが、これをできる人とできない人では大きな差があります。

私自身、今まで何度も小説を書いてきましたが、長編小説でちゃんと最後まで書ききったのは3作しかありません。

(短編小説であればもっといっぱいあります。)

そして、やはり自分にとってもその書ききった3作というのが記憶に残りますし、人に読んでもらうとなるとその3作のうちのどれかになります。

私はこれまでに2度小説の新人賞に応募しましたが、それもこの3作のうちの2作です。

ちなみに1度目はオール讀物新人賞、2度目は太宰治賞です。

オール讀物新人賞は初めて自分が最後まで書ききった小説で応募しました。

結果としては1次選考すら通過できませんでしたが、ちゃんと物語を完結させられたのはかなりの自信になりました。

そして太宰治賞に関しては、1次選考を運よく通過することができました。

ちゃんと最後まで書ききれば、私のような才能のない人間でも新人賞に応募することができますし、一次選考を通過する可能性もあります。

書き切るということの重要性がわかるかと思います。

(ちなみに私がオール讀物新人賞や太宰治賞に応募した時の話に興味がある方は以下をみてください。)

小説を書いて新人賞に応募してみた話 オール讀物新人賞編
突然小説を書いてみたくなったので、初めて小説を書いて新人賞に応募してみました。約1年前の話です。 オール讀物新人賞に応募した際の実際の話なので、初めて小説を書いてみたい人、新人賞に応募してみたい人必見です。
小説を書いて新人賞に応募してみた話 太宰治賞の選考結果編
小説を書いて太宰治賞という新人賞に応募してみました。今回が人生で2度目の小説執筆です。 前回はオール讀物新人賞で一次選考に落選しましたが、今回はなんと前回の壁を少しだけ乗り越えることができた、かも。

とにかく、小説を書く上で一番重要なのは物語を完結させること、終わりまで書き切ることだと思います。

仕事をしているとなかなか忙しく小説を書く時間は確保できません。

ですが、たとえそうであっても、毎日少しずつ書いていけばいつか完結させられます。

途中で投げ出してしまっては何も残りません。

もし今何か書き始めている小説があるなら、必ず最後まで書ききってみてください!

私自身、最近また新たに小説を書き始めました。

どの新人賞に照準を合わせるかは決めていませんが、とりあえず書き切ることを目指して頑張ります!

ちなみに小説の新人賞の一覧についてはこちらにまとめたので、もしどの新人賞に応募するか迷っている人がいたら参考にしてみてください。

どの小説の新人賞に応募するべきか。その選び方と、公募新人賞の一覧。
小説を書いて新人賞に応募する際、どの新人賞に応募するべきか迷うと思います。今回はどの新人賞に応募すべきかを決める方法を紹介します。また、応募することのできる小説の新人賞を一覧にしてまとめています。 応募する新人賞が決まらない際、ぜひ参考にしてみてください。
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